スケベンターティナーとうこの淫乱帳

某風俗エステ嬢のえろえろ(//˙³˙//){ぽっ

【不倫】お題de小説 7発目【純愛】

お題:自分は、やっぱりエロいなぁと思うときはどんなときですか?に回答♪
 
 
 
 
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「ゆかりさんが、こんなにエロい顔するの、旦那さんは知ってるの?」
 
 
タカハシマサカズ、と男は名乗った。本名かは知らない。
食事をどうか、と言われた。
旦那は出張でいなかった。
私はいったい、なにをしているんだろう。
 
 
 
マサカズサンと会うようになって3ヶ月になった。たった一度きりのつもりだった。気づけば季節が変わっていた。電車の冷房が辛い。すぐ脱げるようにと、薄手のワンピースに、飾りだけのカーディガンしか着てこなかった。今日は、下着もつけなかった。
こんな。中年にさしかかった普通の女が、こんなみっともない欲に満ちて電車で運ばれていく。目の前の学生服の男の子たちの、笑顔がとても眩しい。君たちはまだ、キスが嬉しいでしょう。ね?手を繋ぐだけで。ね?あの子のうなじの匂いを想うだけで。ね。
 
運動部らしい大きなカバンを軽々と背負う、白いシャツから覗く腕は日焼けて茶色い。この夏にでも、あのパネルに触れる子もいるのかもしれない。アルバイト代を貯めて。年齢を偽って。大学生のふりをして。どう見ても幼い可愛い少女とホテルへ行くのだ。どうしていいかわからない。電気を暗くして、と言われてしまう。愛撫に励む。少女もどう反応すべきかわからない。それでも少しすれば、男は少女に覆いかぶさり腰を打ち付けている。少女は痛がる。男は未知の感覚に戸惑う。けれど、愛おしさとか、これまで実感することもなかった無臭の安心感に、まざまざと体温が帯びることを少女の湿度に感じたりしてほしい。好きだとか、ずっと一緒にいたいとか、そんなこそばゆい幻想を当然の人生としてどうか、生きて欲しい。
 
 
 
電車が大きく揺れる。若い頃はもっと、寒さにも温もりにも敏感だった。もう切れた魔法と知りながらも願う罰の甘さに、おちていく速度だけが暖かい。
 
 
鳥肌に気づかぬまま、もうすぐマサカズサンの待つ駅に着く。
 
 
 
 
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おや?エロ描写がないぞ?('ω')